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軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録−    >>前の記録へ >>次の記録へ

■二十四節気:小雪 2015年11月23日(月曜日)

概況:
この時期は毎年沖縄に帰省を兼ねて滞在する。半年ぶりの那覇は11月だというのに28、29℃と真夏の気温で冷房が必要。ブーゲンビリアやハイビスカス、サガリバナ、トックリキワタなどの花が咲き、さすがは南国である。沖縄ではレンタカーを使用する外国人観光客も多く事故が増えたとNHKで報じていた。那覇から東京を経て軽井沢に戻ると、一転冬景色である。この時期は近隣で生産される朝鮮人蔘が入手できる。今年は泡盛で朝鮮人蔘酒をつくってみた。

樹木:
沖縄県庁前の通りはいろいろな樹木や草花が名札付きで植栽されていて楽しい。ホウオウボクのマメ科らしい大きな鞘につつまれた実がたくさん木からぶら下がっていた。ブーゲンビリアや、八重咲きや花弁がレースのように豪華な各種のハイビスカスが咲き、街路樹のトックリキワタがピンクの花を咲かせ、夜には一日花のサガリバナがフワフワと咲く。沖縄は花の季節である。県庁前のネムノキ?が赤い花を咲かせていた。ネムは沖縄ではこの時期に咲くのか、とスタッフMの出身地は温暖(というより亜熱帯)であることに改めて気が付いた。

山野草、山菜、園芸種の草花:
道端には優しげなチガヤが群生して白く柔らかい穂がゆれていた。やんばるあたりは、ススキが一面光っていた。気温は真夏並みに暑いが、イネ科の植物の穂が揺れる様子だけは、ここ沖縄でも秋の季節を感じさせる。ところで、外部から人の行き来が盛んな沖縄であるが、植栽されたものを除き、地面を覆う野草は在来植物が優勢なのか、セイタカアワダチソウのような外来種はみかけない。サンゴ礁で石灰分が多いし、赤土である上に、定期的な台風で塩害があるため、沖縄の植物にとっては慣れた環境でも日本本土や外国の植物にとっては過酷で、種が入ってきても簡単には育たないかもしれない。

野鳥・生きもの:
那覇市内を歩いていて、ヒヨドリに似たほっそりとした鳥やキジバトを見かけた。キジバトも小柄だった(ほっそりとしていた)。細く見えるのは痩せているというより単に暑いために羽毛が夏モードであるため、と思われる。渡りで長距離飛行する野鳥はエネルギー源としての脂肪があるようだが、それ以外は、飛ぶために不要な皮下脂肪は少ないはずである。冬にふっくらと見えるのは保温のため羽毛を空気で膨らませているだけで、別に脂肪太りしているわけではない。
ところで、沖縄ではカラスは北部にいるようであるが、那覇育ちの私は沖縄でカラスを一度も見たことがない。大学進学のため東京に引っ越して生まれて初めてカラスを見て(正確にはカーカーという鳴き声を聴いて)、これがカラス(の声)か、と軽く感動を覚えた。それから今に至るまで30年以上、やはり沖縄(おもに滞在は那覇市)でカラスを見たことはない。カラスに限らず、那覇市ではあまり大きな鳥を見かけない気がする。以前、石垣島で大きな鳥を見かけたが、それはカンムリワシであった。小さな鳥、特にメジロはいたるところにいる。那覇市内のスタッフMの実家は多くのメジロが訪れ、朝はかわいいチーチー声で賑やかであった。ホテルの人の話によればコウモリは夜の那覇市内でも飛び交っているそうで、フクギの実を食べるとか。

虫:
家の中で巨大ハサミムシを何度か見かける。その都度屋外に出す。今年はソフィアート・ガーデン小屋のカマドウマはまだあまり多くない。

その他:
沖縄は中国大陸や台湾、韓国からの外国人が多く来ていた。那覇のNHKテレビニュースによれば、レンタカーを利用する外国人も急増し、交通ルールや慣習、気質などの違いから重大事故が多くなっているらしい。そこでレンタカー会社は「外国人が乗っています」というレンタカーのステッカーを貼って注意喚起をしているそうだ。実際に私どもが那覇で車を走らせていると、そのステッカーを貼っている車を何台か見かけた。こうした注意喚起は外国人観光客の多い地域(軽井沢も)のレンタカー会社はぜひ取り入れてほしいものである。沖縄県民はスピードゆっくりでマイペースな運転が多いので、外国人の運転のリズムとはかなり違う。どうかお互いに気をつけて安全運転をしてほしいと願う。

毎年、私どもはジャムや梅干し、ラッキョウなどを手づくりしているが、ここ何年かは自家製の果実酒や薬用酒づくりも楽しんでいる。軽井沢近辺の信州東信地方はいわゆる「朝鮮人蔘」の産地ということもあり(詳細は下記にJA長野県のサイトをリンクした)、この時期は立派な朝鮮人蔘が、比較的安価に地元のスーパーで入手できる。今年も店頭に並んだので、さっそく立派な6年物を二本購入して朝鮮人蔘酒を作った。普通は35度のホワイトリカーに漬け込むが、去年はラフロイグという個性的なスコッチに漬け込んだ。そして今年は泡盛でも人蔘酒を作ってみた(石垣の八重泉という30度の泡盛)。毎年少しずつ、お酒の種類を変えて趣向を凝らして楽しんでいる。朝鮮人蔘酒を少量、水で割って蜂蜜を少し加えて飲めば、すぐに手足が温まり、よく眠れて、とてもおいしいお酒である。ただし高血圧の人は注意が必要である。少量ずつ気長に服用するとよさそうだ。軽井沢のスーパーは、朝鮮人蔘を入手するにはいい。入手できた人蔘は250g以上の大物でひげ根も立派だが、その品質の割に安価で(といっても高いが)販売される。ただし、なかなか入荷しない年もある。先ごろ主要産地である東御のいくつかの農産物直売所まで車で出かけて探し回ったが、生産者が高齢のため生産をやめてしまった等でなかなか見つからず、あっても小さい2年物の天ぷら用や6年物でも痩せたものばかりであった。JA佐久浅間信州人蔘センターに聞いたところ10月中旬から11月に収穫されるそうなので、もう少し早い時期なら探せたかもしれない。

参考1. JA長野県のサイトへのリンク:「およそ160年前もの昔より信州の大地で育てられ、多くの人々に大切にされてきた「信州人蔘(しんしゅうにんじん)」を、ご存知ですか?」

参考2. 小太郎漢方製薬株式会社のサイトへのリンク:「1990年代まではこのあたりから上田、佐久、丸子、小諸、軽井沢にかけては、福島県の会津若松、島根県の大根島とともに、薬用人参の三大名産地であった。信州産の紅参は産出がもっとも多く、香港、東南アジアなどに多量に輸出もされていた。」

参考3. 人参 (Ginseng Radix) Metabolomics.JP のサイトより(漢方総合卸 栃本天海堂創立60周年記念誌を出典とする)


軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの−
有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4
文章と写真:スタッフM

ホウオウボクとネムノキ? ホウオウボクの実がぶら下がる 沖縄県庁前の通りのネムノキ?
ハイビスカスさまざま ハイビスカスさまざま 沖縄県庁前のブーゲンビリア
那覇はいつも車の大渋滞 沖縄中部地区にて 那覇市国際通りの老舗テーラーさんにて
サガリバナは夜咲いて一晩で落ちる 街路樹トックリキワタ おいしい沖縄そばの店
250g以上ある6年物の朝鮮人蔘 朝鮮人蔘酒各種


 
 
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